縁杯振り返り

f:id:Watayuta:20200422020153p:plainf:id:Watayuta:20200511042607p:plain🐚←ハツミ

 

 

皆様日々の生活で自粛を行っている中、いかがお過ごしでしょうか。

私は行きつけのボドゲカフェが営業自粛が続いている中で、ボードゲームに飢えています。そのような中でふるよには準公式シュミレーターを使用した対戦が活発に行われており、また、今回はシュミレーターを用いた非公認の大会であるますたーさん主催の「縁杯」に参加してみました。

参加者を見ると過去の大会で好成績を収めている猛者やデッキ構築記事を拝見させていただいてる方々の名前がずらりと並び、緊張しながらもものは試しという感じで参加を決意。

縁杯のルールは完全戦3-1をベースに当時環境の中心にいた嵐、新型、戦、鏡の4柱が使用禁止というルールが設けられ、実際5月の禁止改定が発表された後の環境に少し近い環境となります。

この環境なら高速環境とされたS5シーズン中でも遂行速度が大幅に下がり、環境も見えない中、チカゲの活躍の場が多くなるはずなのでは?と思った次第であります。

予選がすべて終わり私の結果は2-2でした。途中禁止改定の発表があり、ふるよに界にも激動がありましたが、いかんせん環境的にはこの縁杯の環境に近くなり、大会を通して色々と検討したくなったこともモチベがあがった要因だと思います。

 

では各マッチ検討していきたいと思います。

 

※owl8 (Twitter : @owl_8)さん作の"FBS Image Loader"を使用しています。

画像は「ふるよにコモンズ/BakaFire,TOKIAME」からお借りしてます

https://main-bakafire.ssl-lolipop.jp/furuyoni/na/rule.html

 

1戦目 ○毒機器(爪)vs旗櫂(鎌)

 

1戦目握った三柱は毒爪機器。

それぞれ、

毒機器:最近デッキ紹介記事を書きこの環境でどこまでやれるかを試したかった。

毒爪:S3の頃に握っていたため他に比べれば信用できると思った。

爪機器:爪絡繰の時に使用していた、どれでびとあくりげ風魔纏廻を絡めたリーサルを通す。天雷軸でも早く、サブ打点もあるため返ってくればオートパイロットの予定。

という意図もあり選んだ三柱。多分毒機器選手権。

 

双掌繚乱

お相手は旗櫂(鎌)。正直9割毒機器返って来ると思っているので毒機器目線でBANを決める。

ハツミ:基本的に逆風を返しつづけることができ、かつ水雷球で下がった後の攻撃をりふれくたで咎めることができるため、攻撃をオーラ受けし続けることができる。海嘯のフレア破壊も低フレアでクイズ大会をするため痛くなさそう。ハツミから下がるぶんには流転が離脱無しで打てるため、ミオビキ畏縮も耐えてるはず。毒が刺さる。

ウツロ:影翅を使用して下がるパターンが辛い。お互いオーラを削る展開となったとき相手の刈取りを咎める手段がなく、生命線のもじゅりふを割られてしまうと苦しい。黒き波動がオーラ受けできない場合も多く、ライフリード取られそう。毒機器はダストを散らかすため、灰塵への対抗手段が薄い。ヴィミはパクれそうだが、影壁や虚偽もキツく、道の択も消えるためBAN候補。

ホノカ:リソース勝負なら毒機器も負けないため耐え。桜の翅で下がるのは厳しいが一度のみなのでまだ大丈夫。突撃霊式を絡めた打点が厳しそうだが遁術で守護霊式できれば耐えるか?幕開け開けられると正直勝つビジョンが思いつかないが多分積まれないだろうという謎の自信があった。だうじんぐでこっちもオーラ回復しつつライフ取れそう。

 

こんなことを考えウツロBAN。当然、毒機器返ってくる。

 

眼前構築

デッキは以下の通りです。

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道軸を切り捨てらすとりさーちクイズゲームを展開していく所存。流転どれでびがハマればクイズ正解しなくてもある程度は戦えそうだが、やはり世紀の大発見しないと届かないと思い構築。ホノカの札でオーラ補充されつつ麻痺毒飲まれることを考慮して、毒針毒霧両採用。あならいずを抜く。

 

桜花決闘

クイズの種を作ってもらうにはオーラを攻撃し続け、かつ絶え間なく麻痺毒をお送りする。あくりげが無いので正直クイズチャンスは5~6回位かつ確定クイズはほとんどなさそう。道中飛苦無でライフが取れる場面があったり、だうじんぐで守護霊式使用したりと美味しい展開がありつつも、らすりさ再起のため残り山札三枚で再構成したりしてたのでライフリードは取られてしまう。つらい。

終盤に世紀の大発見が成功しお相手が対応非採用だと気がつく。相手の未使用切り札にこの旗、オヨギビがあるとわかったため、お相手の切り札を拝借。その後、もじゅるーから青い切り札を開けることでAPを沸かし、赤札を順番にふってリーサル。

ふるよにって楽しいよね。

・反省点

BAN、構築、プレイングともに大きなミスは無いはず。カラハリ採用はあならいず首切りオープンびぐご型を意識してのこと。毒機器のびぐご型だと正直カラハリ刺さり過ぎていると思った。キーカードしか無い。デッキ構築じゃんけんに勝ったうえでらすりさクイズ当てないと勝てないんだなぁ…と思いました。神渉装置でイサナ使用したらひっくり返るって嫌がらせもいいところである。逆風状態で開けたら使用せずに隣のミオビキを宣言しようと思いました。

 

2戦目 ×爪櫂(毒)vs刀櫂(鎌)

2戦目の前辺りで禁止改定の発表があった。縁杯には影響なかった。

ここらへんからハツミが環境に対して支配的なメガミであるとの認識を持ち始める。さすが嵐新型環境でもミオビキ一枚で(ギリギリ下の方で)渡り合って来ただけはあり、蓋がなくなったのだからまあ当然なのか?という印象。征竜に対する魔導書の神判レベルでは無いけど、ミオビキ一枚だけは圧倒的パワーカードであることは確か。相手が攻撃してきたら対応不可1/-+デッキデスって言ってる。

幸いではあるが毒櫂はS5でメインで握ってきただけあって、毒櫂返ってくる前提なら相手のハツミも何とかなるだろうの精神。毒機器はもうクイズ正解する自身がなくなったため(フリプで外しまくった。考えに考えた末、七枚割れているデッキの八枚目を宣言するなどした)しばらく封印の所存。

三柱選出:毒爪櫂

櫂BANされるだろ、毒爪返ってきたら天狗道生きる道で縁杯で道勝利決める。の思いで選出。爪櫂?ああ、羅針盤風雷撃とかできるし強いんじゃない?うん。櫂BANだろ?毒爪使わせてくれ。

 

双掌繚乱

お相手は刀鎌櫂。は?鎌とかいたら道打てませんが?で鎌BAN。こいつ直前に櫂が環境の支配者とか考察してなかったか?

こちらは毒BANされ爪櫂。ん?チカゲは?生きる道は?

 

眼前構築

デッキはこんな感じです。

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はい、天雷です。考えてなかった。

天雷軸かつハツミ相手なのになのに何故こちらも羅針盤を入れていないのかを問い詰めたい。多分ある程度ハツミで攻撃すれば天雷ライン行けるだろうと思っていたんだと思います。

ライフプランは天雷5点、強酸2点、再構成2点…1点足りなくないですか?何ならミオビキと円環見せたらオヨギビ無いことがバレて強酸オーラ受けされませんか?

 

桜花決闘

なにはともあれデッキも決めた。先手も取ったので呼び声スタートかな?あれ?ないぞ?3マリします。あれ?ないぞ?ということではじまりました。海嘯使用します。雷あげます。

その後相手の順風強酸をライフ受けに合わせて逆風強酸ミオビキ羅針盤とうまくゲージを稼ぎつつ相手の居合に対応円環オーラ受け返しに準備万端(ドヤァ)とかやりつつもりもり雷を上げていきます。

雷8ぐらいで無理なく呼び声を使用でき雷20はすぐに見えたもののライフ取る手段が無いことに気がつく。モードチェンジ!再構成一回分粘るぞ。水雷球前!準備万端!とかをやりつつ何とか相手のライフを5まで減らせたはいいが虫の息。ただ、次ターン再構成から天雷打てるぞ!となったがここでお相手羅針盤展開間合い5で返す。

は?

はい?

天雷打てないんだが?何?羅針盤って?は?

羅針盤を入れていることは間合い2-5の居合を打たれたのでわかっていましたが、天雷は無敵だと思っていたため対抗できることが頭から抜けてました。

リーサル取れずに返しのリーサルで負けました。

 

反省点

爪櫂の研究不足。お相手も爪櫂を検討し研究していたとのことで火力的に厳しいことがわかっていたため返したとおっしゃっていました。ライラハツミの天雷はどうやって天雷ラインまで削るかが鍵でそこに苦労するとのことです。実際に苦労しました。天雷をサブ火力と捉えた前天雷型もあるのでハツミライラも構築幅広いなぁと思いました。

 

オマケ

今もう一度、このマッチをしろと言われたら多分以下のように組みます。

獣爪/流転爪/風雷撃/呼び声/水雷球/強酸/羅針盤 ミオビキ航路/雷螺風神爪/風魔招来孔

 目指すゲージは風12雷4。風12優先。

爪櫂の強みはミオビキによるゲージ稼ぎと後ろに下がらなくて良いハツミなので対ハツミ性能もあるところでしょうか。何なら見せない一枚が羅針盤にすることで突然間合い5で風雷撃や雷螺風神爪を使い始めたりする奇襲性も売りだと思っています(←この動きには浦波も海嘯も合わせられない)。風走り、逆風水雷球前等でライラの間合いに引きこもり獣爪、流転爪を使用することでライフを取っていくプランがメインになるかと思います。オーラ受けした場合はハツミの間合まで下がった時に纏えるんですか?と問いつづけます。流転爪で水雷球をトップに戻せるため、前進札には事欠かないはず。山札の底で風雷撃を打ち、海嘯対応された後、再構成で風雷撃を引きに行くことでライフリードが取れると思います。後は気合で月影落(かイサナ海域)に天狗道を間に合わせましょう。

 

3戦目 ×騎櫂(毒)vs旗傘(鎌)

三柱考察

忍櫂が強いって聞いた。毒忍櫂はどう考えても毒忍選手権となるため銃鎌櫂受かりますか問題が解決できずに解散。

順位戦にも参加し毒櫂(嵐)を中心に握ってきたため毒櫂は握りたいという思いはある。そして、毒櫂が返ってきそうな三柱の考察に入った。

そして目をつけたのが乗騎である。

特に考察してないが騎は強くて櫂も強いから騎櫂なんて返ってこないだろ、そして毒騎は強いのでこれは毒櫂なのでは?と思い始めた。

そんなこんなでふるよに対戦板にて対戦募集し毒騎櫂を握った。

⇒騎櫂しか返って来ないのだが??あれ??毒櫂は???

しかし、サリヤというメガミ。櫂と組ませて結構面白い動きができそうな感触をつかめたため、しばらく研究してもいいかもしれないと思い始めた。綿豊というミコト、(白髪でお姉ちゃん属性なので)サリヤも好きなのである。研究意欲に関わる重要な項目である。(縁杯じゃなければ毒鏡櫂もアリかなという思いはある)

 

双掌繚乱

お相手は傘鎌旗。はー???道打てないのでウツロBAN。

というのも短絡的なので騎櫂視点でBANを探る必要がある。

櫂単体で見た時にウツロが辛い。櫂側が下がる必要がありウツロ側は前進しながら攻撃を降ればよいのである。逆風ハツミとウツロでリソース削る力を比較すると流石にウツロに軍配があがる。かつ影の壁のせいで強酸が通らない。はい無理。そして横にそえられるのが旗か傘である。これもう順風にならないって言ってる。ミオビキゲーミングしか無い。

サリヤに関しても間合いを動かす力はあるが単一間合いでの瞬間火力に欠けているため、基本的には順風頼りとなる。ASURAの3/2が恋しい。

ということで鎌BAN。

傘旗に関してはミオビキの補助があればクロック勝負仕掛けられるだろうという考え。

 

眼前構築

デッキはこんな感じ。

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燃料管理はオメバに一任。

スチカンはライフに通るなら使用。お守りと交換ならそれはそれ。相手の傘の状態を気にしつつ、間合い1や間合い7で返せば順風はすぐそこだ!後は騎動で間合いを合わせてハツミで殴れば勝てるはず。

 

桜花決闘

道中スチカンをライフに通すことができ、ライフリードをとれる。が相手のはらりゆきや突撃霊式を絡めた連撃でライフ差を逆転される。傘開き用に入れた海嘯は完全に意味を成してない。どうしても順風が欲しく傘を開いたタイミングでイサナ海域と水雷球で飛び上がり、間合い7で返す。そこから始まってしまった間合い9-10焦燥戦。ライフリードを取られていたためこちらが不利な展開。どうにかスチカンを当てたいがそこはしっかりとケアされる展開が続く。お相手最後の切り札がこの旗のため最終的に前にきてこの旗使用して焦燥受けきれずに負け。

 

反省点

ライフリードを取っているときでないと浮いては行けないと反省。逆風ハツミに対して強酸の打ち消し対応ができるメガミの場合、クロック負けしそうな雰囲気を感じることができた。たぶん逆風水流をもっとふんだんに使用しないと行けない。水流見えてるからって順風返してきたらアグロ再構成で引きに行く動きが強そう。その時の機動力のためにサリヤがいる。

 

4戦目 ○毒騎(櫂)vs毒旗(櫂)

三柱考察

1-2で迎えた最終戦。何で行くか迷った結果ツイッターでアンケートを取った。なぜか新型が候補に入っているガバガバアンケートである。

結果、毒騎櫂がトップ。諦めずに頑張ることにした。

双掌繚乱

お相手は毒旗櫂。私は毒旗を信用しきれていないため、毒旗返せば火力差で勝てそうなので毒旗を返す。火力足りますか。間合い5羅針盤シルチャ受かりますか??

 

毒騎が返ってきた…毒騎???チカゲ?????

 

眼前構築

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相手にチカゲがいるので道(諸説)。生きる道ミラーなら道を先に貼れば勝てる。こちらにはStuntもある。道レースで負ける気はない。見えてる道は怖くないというが毒騎は別。わかっていても(引き次第で)どうしようもない展開がある。道構築で赤札を極限まで抜くのは正直この2柱位。

 

桜花決闘

道の覚悟を決めたので道で行く。バレてもいい。そういう構築にした。

初手名刺交換。お互い弛緩毒。

その後Stunt前進で間合い9オーラ2で返し義旗共振を誘う。相手義旗共振なので当然ライフ多分ここらへんで気づかれたがもう関係ない。ハンドにTSが来なかったので毒針までは振れないが飛苦無は振れそうな間合いで返す。間合い5桜吹雪だったのでライフ受けして後退選択。次ターン毒針使用かつターボを握る。相手の毒針をターボで避けオメバをアクティブにしつつ精霊式ライフ受け。徹底的にフレアを捻出していく。二巡目にStunt弛緩毒即破棄4纏いができ後はターボ抱えたら道展開と思ったところでターボが沈む。ターボ引けてさえいれば再構成道だった。1ターン遅れたため相手が再構成から毒霧を使用してくる。弛緩毒。道展開のつもりなので手札圧迫がつらいが再構成から強行。

再構成後の引きが抜き足とロア…は?

道2ターン目に必要な札が落ちたが?

仕方がないのでターボオメバを構える。お相手義旗共振でデッキ調節。このターンは無理と判断し次ターンにかけてきた。

次ターン滅灯毒でトップ汚染は決まっている。残る山札は毒霧毒針Stunt泥濘。引いたカードはStunt毒霧…F○ck

引いてしまったものは仕方がないのでできる最善をしてターンを返す。

相手が割り切れなかったため生きる道勝利。

 

反省点

道で勝てたのでヨシ!

 

で終わらせるのは流石に…ということで、反省です。毒騎の生きる道は強かったがプレイングにミスはあった。道の最中にオメバを義旗に吐き忘れたのが痛い。仮に毒針を引いていた場合後退後退毒針前進前進ができたのでもっと勝利に近づいていたはずである。道を展開した時の引きの酷さで動揺してしまった。

デッキに関してはStunt滅毒型では無くマスピウェビのほうが良かった。この旗を打たせないためには前に行かないといけなかった。

 

 

総評

今回の縁杯は非常に楽しめました。対戦いただいた皆様、主催のますたーさんには非常に感謝しております。

騎櫂さえ安定すれば毒騎櫂はS5.5でやっていけると思えました。それではまた、機会ありましたらよろしくおねがいします。